でもちゃんとした服装で、ロードバイクに乗っているサイクリストはカッコいいな。
ちょっと気になるからロードバイクの服装を、教えてください。
スーツを着てランニングをしないように、服装というのは、その時のTPOに合わせた格好をするのがベストです。
ロードバイクにも、「サイクルジャージ」という専用の服装があります。
専用に作られているだけあって、今よりも「快適」に「速く」「お尻の痛み」からも開放され、質の良いライドができるようになります。
- ロードバイクの服装は「サイクルジャージ」がおすすめ
- 着替えるだけで+1km/h速く・楽にアップできるかも?
- 辛いお尻の痛みから開放され新天地へ
ロードバイクの服装で「サイクルジャージ」を着るメリットと効果
ロードバイクに乗るときの服装にサイクルジャージがおすすめな理由を、メリットと効果で挙げてみます。
- 空気抵抗が減る → 速く楽に走れるようになる
- 通気性や速乾性に優れている → 不快な汗が快適に!夏は涼しく、冬は汗冷えしなくなって快適にライドができる
- ライドに邪魔にならない位置にポケットが付いている → ポケットの中身を気にせずライドができる
- 辛いお尻の痛みから開放される → 痛くて辛かったお尻の痛みから開放されてライドに集中できる
- ウェアに着替えることでスイッチを切り替えれる → 俺カッケェ!!
- 愛車と風と一体になれる → ロードバイクサイコー!
サイクルジャージは「ピッタリフィット」で少ない力で走れる
サイクルジャージを一度でも見たことがある方はわかりますが、全体的に体にピッタリフィットするような構造になっています。
これは服のバタつきやシワ等による「空気抵抗」を最大限まで減らすためです。
普段着でロードバイクに乗ると、袖口や裾などが風に煽られてバタつきますよね?
この「空気抵抗」を減らすことで、使う力は変えず(=少ない力で)に速く走れるようになります。
実際ロードバイクでは、空気抵抗というのは大きな問題で、いかに空気抵抗を減らすかが重要になっています。わかりやすいのは、「エアロフレーム」のロードバイクですね。
私の体感では、巡航速度が「+1km/h」くらい変わりました。
「吸収速乾性能」に優れていて汗の不快感から開放される
サイクルジャージの生地には「合成繊維」と呼ばれるものが使用される事が多く、吸収速乾性能に優れています。
夏のサイクルジャージは特に通気性に優れており、走っているだけですぐにサイクルジャージが乾くほどです。
真夏のライド時は、裸で走っても暑くて苦しいですが、ボトルの水などを浴びてから走ると、サイクルジャージの速乾性能と合わさって気化熱で涼しく快適に走ることができます。
冬のウェアは、吸収速乾性能に加え防風素材が合わせて使用され、薄着に見えても寒くないように作られています。
パット付きサイクルパンツでお尻の痛みから開放される
ロードバイクのサドルは、「小さくて薄くて固い」ですよね。ママチャリと比べると、ママチャリのサドルが高級ソファーに見えるくらいです。
初め乗ったときは「えっ。これなんて苦行!?」
って思いました。
痛みに耐えてロードバイクに乗るのもいいですけど、サイクルパンツを履けば解決できます。
サイクルパンツには、お尻とサドルが接地する面に「パット」が着いており、硬い素材が直接当たるのを防いでくれ、痛み軽減になります。
体感では、50%は軽減できます。
サイクルジャージのバックポケットは、物を入れても不快にならないし4次元ポケット
ロードバイクは「とにかく速く走る」ことだけを考えて作られています。そのため「走る」ことに不要な「カゴ」は、ついていません。
とはいえ、我々ホビーライダーは「財布」や「携帯」など持ち歩くものがたくさんありますよね?それをリュックで運ぶのは、なんとなくダサいし普通のズボンのポケットに入れると漕ぐとき邪魔・・・
そんなときに便利なのが「バックポケット」です。
見た目は小さく容量が少なく見えますが、意外と沢山入れることができ「500mlのペットボトル」や「ミラーレス一眼」なども入れることができます。
スタイリッシュにキメるなら、使わない手はありません。
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ロードバイクの服装のアイテム一覧
ロードバイクの服装と言っても、アイテムは結構たくさんあります。
カンタンにまとめると、こんな感じです。
- サイクルキャップ
- ベースレイヤ
- サイクルジャージ
- サイクルジャケット
- サイクルパンツ
- サイクルソックス
- ウィンドブレーカー
- ジレ
- アームカバー
- レッグカバー
- シューズカバー
- グローブ
※太文字のものは、必ずあったほうが良い「必需品」です。
ロードバイクの服装:トップス
かいた汗をすぐに逃がす:ベースレイヤ
かいた汗を外に逃がすための吸収速乾性に優れたインナー。肌に最も触れ、満足度の比較的高いアイテムなので、ココに課金すると効果的です。
冬などは、長袖で保温性も優れたものがおすすめ。ヒートテックなどは、かいた汗がいつまでも乾かない傾向にあるので、スポーツ用・アウトドア用の物がおすすめ。
サイズを選ぶ際は、ピッタリフィットのものが良いです。
最近は「おたふく手袋」のベースレイヤーがロードバイク界隈では賑わっています。
一年のうち270日使うヘビロテ確定:サイクルジャージ
半袖ジャージ:トップスの中で2番めに重要なアイテム。一年の中で一番長く使用できる。比較的安価でデザインに優れたものが多く存在するので、ファッション性に優れる。
サイズを選ぶ際は、「胸囲」で選び、前傾姿勢を意識して試着すると良いです。
長袖ジャージ:春・秋などに使用される長袖のサイクルジャージ。最悪の場合半袖ジャージにアームカバーなどを合わせることで代用できるため、周辺物品を買い揃えて一息ついてから購入しても遅くはないです。
サイズ選びは、半袖ジャージと同様。
ちなみに自分は、モンベルのサイクルジャージを使用しています。


いざというときに役立つ:ウィンドブレーカー
その名の通り、防風素材でできたアウター。小さく折りたたむことができ、バックポケットに入れられるほどコンパクト。春・秋やダウンヒルなどちょっと冷える際に大活躍します。
ユニクロなどでも売っており、代用可能であるがロードバイク用に特化したものは「バックポケット」がついていたり、背面の素材が通気性の良いものに変わっていたり快適に着用できます。
ジレ
いわゆる「ロードバイク用ダウンベスト」で、「ウィンドブレーカー」同様コンパクトに折りたたみ持ち運べます。
真冬にライドするなら都内でも必須:サイクルジャケット
「長袖ジャージ」+「ウィンドブレーカー」をイメージすると理解しやすい。
裏起毛かつ防風素材である商品が多く、本格的な冬に突入した際はかなり重宝します。
しかし、1着2万円ほどするので、初心者は手を出しづらいです。上記の組み合わせかつ、高性能な「ベースレイヤー」を着用することで再現できるので、どうしてもお金がないときは参考にしてください。
ロードバイクの服装:ボトムス
お尻の痛みからの開放:レーサーパンツ
レーサーパンツには、「パンツ」タイプと「ビブ」タイプが有ります。
「パンツ」タイプは、いわゆる普通のズボンのような感じです。普段着と差がないので導入に抵抗感が少ないですが、ずれ落ちやすかったり、腰回りの締め付けが響きライド向けとは言い難いです。
対して「ビブ」タイプは、「フレディー・マーキュリー」が衣装で着てそうな肩紐付きのパンツです。
見た目が変態チックなので、初めて着る時は抵抗感がありますが、一度着てしまうともう戻れなくなるほど快適です。ちなみにプロは、このタイプを使用しています。
どちらも「尻パッド」「機能性」などといった特徴は持ち合わせていますが、どうしても「ビブ」タイプのほうが優れている物が多いです。
ちなみにパットは、ものによって材質が異なるので実際に調べてから買うのがおすすめです。一般的にパットは「ゲルタイプ」だと痛くなりにくいです。
半ズボンタイプ(例:ビブショーツ):一年を通して着用できコスパに優れています。
長ズボンタイプ(例:ビブタイツ):裏起毛で防風性に優れているものがおすすめです。
選ぶ際は、黒色を選ぶとコーディネートの幅が広がり着回ししやすくなります。
ロードバイクの服装:アクセサリー
サイクルキャップ:汗が目に入るのを防いだり、防寒対策にもなります。最近では柄物などおしゃれなものが多いので一個あると、一気にオシャレ度がバク上がりするのでおすすめです。
サイクルソックス:ロードバイクに乗る上で最も重要なのが、いかに力のロスなくパワーをロードバイクに伝えるかが重要になってきます。
「サイクルソックス」を履くことで、滑りにくくなるため力の伝達がしやすくなり、ペダリング向上へと繋がります。また、単純に速乾性にも優れているのでムレを防いだり、防寒対策にもなります。
グローブ:「サイクリスト」といえば「指出しグローブ」ですが、これによって滑りどめが期待でき、パワー伝達の効率化に繋がります。
また、冬は防寒対策にもなります。
アームカバー・レッグカバー:どちらも同様に日焼け予防や防寒対策に効果的です。
気温が微妙な時期にこれらがあると、活躍します。
シューズカバー:ひどく寒いときに足先の冷えを予防するのに効果的です。
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ロードバイクの服装:まとめ
ロードバイクの服装を、色々紹介してみました。
初めは「私服とか普通のジャージでいいじゃん」と思っていたかたも、「サイクルジャージにチャレンジしてみよう」 「やっぱサイクルジャージだぜ!」となってくれたら嬉しいです。
ロードバイクは非常にお金がかかる趣味なので、一気に揃えるのではなくミニマムで安いもので揃え、余裕が出てきたらお気に入りの一品を揃えるのがオススメだと思います。
以上、「ロードバイクの服装が気になる!オススメの服装をアイテム別に紹介するよ」でした。
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