雨でも外に出れない状況でも室内で気軽にロードバイクに乗れる「ローラー台」は、サイクリストにとっては歓喜のシロモノ
とはいえ、いざ初めて見ると意外と続かなくて悩んでいませんか?
実は、ローラー台を始めても続かない人は結構多いようです。
かくいう私もローラー台を一度は辞めたことがあるんですが、今回の方法で継続して続けることが出来ています。
今回は、そんな「ローラー台を続ける方法」をお伝えします。
ローラー台を続ける方法とは?
- 目標を持つ
- 乗るまでのハードルを下げる
- ルーチン化する
- アニメ・映画を観ながら走る
- stravaを始める
続けるコツ①:ローラー台練習をする目標を持つ
「ローラー台が続かない」と言う人は、今一度「なぜローラー練を始めたか?」と言うのを思い出してみよう。
そうするとモチベーションを取り戻す事ができます。
例えば
- もっと速く!もっとタイムを縮めたい!もっと高みを目指したい!
- 痩せるためにダイエットしたい!
- 仕事や勉強で忙しいから時間や天候に縛られないでロードバイクに乗りたい!
などなど、ローラー台を始めたきっかけや目標があるはず。
もし目標が無くて「何となく始めた」人も「ロードバイクにただ乗っていたい」と言うふうに潜在的に思っているのでは?
こんな風にきっかけや目標を再確認したら、何でもいいので紙に書いて普段目につくところに貼っておこう。
そうすると無意識の内に刷り込まれていきます。
もしくはTwitterなどで毎日呟いてもいいかもしれません。
続けるコツ②:ローラー台に乗るまでのハードルを下げる
何かをする時に一番大変なのは「始める時」です。
ローラー練も同じで、ロードバイクに跨るまでが一番億劫だったりしませんか?
- 運動着に着替えるのが面倒
- 靴を履き替えるのが面倒
- ホイール・スプロケットを付け替えるのが面倒
- ローラー台を出すのが面倒
- 後片付けが面倒
などなど、ローラー台を始めるためにはこれだけの「面倒」が待ち受けてます。
多くの「ローラー台が続かないサイクリスト」は、この「面倒」に阻まれてやがて辞めてしまうのです。
と言うことは、これら「面倒」を取り除いてしまえば続けられるということです。
1. 運動着に着替えるのが面倒
ローラー練をすると恐ろしいほどの汗が出てくるもの。
そのために着替えは必須なのですが、そこは敢えて部屋着などで始めてみるのも一つの方法です。
そして、動きづらかったり汗をかいてきてからジャージに着替えても良いのではないでしょうか?
どちらにせよローラー練をした後はシャワーを浴びてスッキリするので、服が汚れようとは関係ありません
洗濯物の量が増えると言うならば、パンツ一丁で乗っても大丈夫です。
なんせ室内ですから。
2. 靴を履き替えるのが面倒
ペダルを回すのに靴は必須
特にビンディングペダルであれば、専用の靴でなければとてもじゃないけど漕げたもんじゃありません
とはいえ、「用意して履く」のも手間ですよね。
そこで「ローラー練専用の靴」を用意してみるのも良い方法です。
良い靴を用意しなくても大丈夫、安い靴をとりあえず揃えましょう
せっかくだから普段使っている靴を下ろして、新品に買い替えても大丈夫
とにかく「用意する手間」を減らしましょう。
どうせなら靴下も履かなくても大丈夫
プロの中には敢えて履かない人もいるくらいですからね
ローラー練が終わったらシャワー浴びるのを忘れずに
3. ホイール・スプロケットを付け替えるのが面倒
固定ローラーの種類によってはは、乗る前にホイールもしくはスプロケットを付け替える必要があります。
これがかなりの手間で、いちいち工具を出したり付け替えるのがかなり面倒
そんな時は、専用のホイールやスプロケットを用意すると恐ろしいほど快適に始める事ができます。
これは非常にオススメで、私は専用のホイール・スプロケットにしなかったら間違いなくローラー練を辞めてました。
とはいえ、買い足すのは出費を伴うので簡単にはいきませんよね。
そこで、中古品で用意するのがおすすめです。
いまは「メルカリ」などのフリマアプリが流行っているので、お得に手に入れる事ができます。
家での練習品なので、まずは中古で揃えてからいずれ新品の良いものに切り替えるのがおすすめです。
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4. ローラー台を出すのが面倒
ローラー台は場所を取るから邪魔ですよね
だから、終わったら片付けてやる時に組み立て直すわけですが、とはいえ非常にめんどくさい!
この作業を考えるだけで全てがめんどくさくなる!
そのため、組み立てた状態で保管しておきたいですよね。
しかし、狭い住宅事情からそうはいかないのも納得できます。
ですので、可能な限り簡素に組み立てが出来る様にすることをオススメします。
例えば
- ダイレクトドライブ方式ならスプロケットをもう一つ用意して、後輪を外した状態で保管しておく
- タイヤドライブ方式なら専用のリアホイールセットを用意して、後輪を外した状態で保管しておく
など、です。
1アクションでも良いので簡素に出来ると、意外とグッとハードルが下がりますよ!
5. 後片付けが面倒
こちらも、4と同様で可能な限り手間を減らすことでハードルを下げましょう。
ちなみに賃貸で騒音などが気になる場合はローラー台自体を買い替えたほうがスッキリ解決するかもしれません。
続けるコツ③:ルーチン化する
もっとも人を動かすのは、「習慣」だと思います。
部活などの早朝練などで、早起きを毎日のようにしていた経験はありませんか?
やり初めは起きるのがつらくても、だんだんと慣れていき、次第に目覚ましが要らなくなってきます。
これは「習慣」の効果で、大変なことも「習慣化」してしまえば楽に行えるようになるのです。
ローラー練も同じで、毎日の日々の中に「習慣」として組み込んでしまいましょう。
とはいえ、仕事に勉強に忙しい毎日では簡単に時間を取るのも難しいですよね。
まずは「練習」を目的にするのではなく、「乗ることを習慣化する」ことを目的にしましょう。
例えば
- 毎日組み立てだけはする
- 毎日1分でもできる時間だけやる
- 毎日10分続ける
など、段階的に増やしていくのも効果的です。
ちなみに、オススメのタイミングは「帰宅時」です。
帰ってすぐなら、「ローラー練した後にお風呂に入って食事」という流れを作りやすい為です。
とにかく「習慣」にできたら勝ちです
続けるコツ④:アニメ・映画を観ながら走る
ローラー台に乗る事が出来ても、「走り続ける」ことはまた別問題
やったことのある人ならわかりますが、ローラー練は非常に退屈です
普段であれば、風が体を撫でる感覚や景色の変化、音など常に五感が刺激され続ける為飽きるということはありません。
しかし、ローラー練では五感を刺激することは無いため、ものの数分で飽きてしまい続ける気が損なわれてしまいます。
そこでオススメなのは、「映画やアニメを観ながら」する「ながら練」です。
ながら練のメリット
- セット練がしやすい
- 街乗りでは絶対に出来ない体験ができる
ながら練のメリット①:セット練がしやすい
アニメやドラマは、1話がおよそ30分の作品が多く、1セットやルーチンの練習にピッタリです。
さらに作品が面白ければ続けて観るでしょうから、練習も自ずと続くことになります。
ながら練のメリット②:街乗りでは絶対に出来ない体験ができる
当然ですが、動画を観ながらの街乗りは絶対に出来ません。
室内でのローラー練ならではの体験なので、試さない手はありません。
ながら練のデメリット:練習に集中できない
ながら練の最大のデメリットは「練習に集中できないこと」です。
どうしても動画に集中してしまい、練習が疎かになりがちです。
もちろん人によりますから、一概には言えないですが、一種の気晴らし程度に組み込むのが良いでしょう。
ながら練にオススメのアイテム
- スタンド
- ワイヤレスイヤホン
- ビデオオンデマンドサービス
ながら練にはタブレットやPCなどの映像を映し出すデバイスが必要です。
それをロードバイクに固定するために、専用のホルダーが必須です。
スマホなら、ミノウラの[iH-520-OS] スマホホルダーが取り外しも簡単で固定力も抜群でオススメです。
タブレットもミノウラのTPH-1ホルダーが、大・小のタブレットに対応しているためオススメです。
また、音声を聞くためのワイヤレスイヤホンも欠かせません。
有線でも良いですが、紐がうっとおしく汗を拭くときに絡まるため無線タイプがオススメです。
最後にアニメや映画を楽しむための「ビデオサービス」ですが、以下がオススメです。
ビデオサービス(VOD)を提供するサービスはたくさん有って分かりづらいですが、個人的にオススメなのは、この3つです。
それぞれ観たい作品の種類に合わせてサービスを選んでくださいね。
すべて無料体験キャンペーンをやっているので、まずは登録だけして比べるのもアリです。
続けるコツ⑤:stravaを始める
ロードバイク×ゲームが合わさった新感覚のサービス「strava」
インターネット技術が発達した現代ならではのサービスで、ローラー練では得られない「走行感」が得られたり、新しいコミュニティが築けると話題です。
stravaについては後日別記事でまとめますので、参考にしてください。
まとめ:過酷なローラー練を続ける方法はあります
以上が、過酷なローラー練を続ける方法です。
どれも誰でも実践できるほど、簡単な物なので是非参考にしてください。
ローラー練を続ければ、家でも外でもロードバイクに乗れさらに世界が広がること間違い無しです!