どうもこんにちは!パンク修理はお手の物u’uchu(@uuchu_space)です!
タイヤ付きの乗り物の宿命として「パンク」がありますよね。
ロードバイクでも起こりうるトラブルなんですが、【パンク修理キット】は持ってますか?
ママチャリに慣れていると【パンク修理キット】なんて持ち運ばないですが、ロードバイクでは持っていないと大変なことになりますよ。
今回はこの【パンク修理キット】についてです。『持ち運び』のことにも重点をおいていきますよ!
【パンク修理キット】があれば遠方でも安心できます
ママチャリでは持ち運ばない「パンク修理キット」。本当に必要なのでしょうか?
結論から言うと、『ロードバイクでは絶対にパンク修理キットは必要』です。
- 必要な理由①:走行距離が違う
- 必要な理由②:修理をしてくれない自転車屋もある
- 必要な理由③:ライドがすべてキャンセルになる
必要な理由①:走行距離が違う
ママチャリでは、走ってもせいぜい「数km」ですよね。
もしもパンクしてしまったとしても押して帰ることも出来ますし、町中であることが多いですので自転車屋さんまで行くこともできます。
ですが、ロードバイクでは最低でも「数十km」遠くて「数百km」走ります。
そんな遠く離れた地から歩いて帰れますか?
さらに、走る環境によっては近くに自転車屋さんが無いことも多く「修理できない・・・」なんてことも。
必要な理由②:修理をしてくれない自転車屋もある
やっとの思いで自転車屋さんまで行ったとしても、最近では「そのお店で購入したロードバイクしか修理を受け付けない」という店舗もあります。
また、あったとしても個人商店などではママチャリの修理だけに特化していて”ロードバイクのパンク修理を受けつけてくれないことも”しばしばあります。
必要な理由③:ライドがすべてキャンセルになる
せっかくのライドでも、パンクしたら終わりです。
運良く近くに店舗があって修理できても、その間の時間は帰ってきません。
友人などとのグループライドでは、自分のせいで全員のライドが駄目になってしまう恐れもあります。
絶対に避けたいパンクの原因と対策は?
ロードバイクのパンクの原因は様々ですが、大きく分けると3つに分けられます。
- 大きな衝撃が加わった
- 鋭利な物を踏んだ
- パーツの寿命がきた
詳しくは「ロードバイクのパンクの原因と対策を解説!」を御覧ください。
合わせて読みたい
絶対必要なパンク修理キットのリスト
パンクの修理に必要な道具は、そんなに多くはありません。
替えチューブ
ロードバイクのパンク修理では、タイヤチューブをまるごと交換するのが鉄則です。
「ちょっとの穴だし・・・」
「まだあんまり使っていないから・・・」
というのは、かえって命取りになりうるので潔く交換しましょう。
おすすめなのは、コンチネンタルのタイヤチューブです。
「耐パンク性能」が高いことで有名な「グランプリ4000SⅡ」の「コンチネンタル」からでている「チューブ」で圧倒的な性能とコストから、コスパ抜群です!
いままで10年以上愛用してきていますが、パンクしたことは鋭利なものを踏み抜いたとき以外ありません。
購入の際は、タイヤの太さに合わせて「20-25C」か「25-32C」を選んでください。
タイヤの側面に書いてある「**C」という表記のものがタイヤサイズになります。
- 21C/23C/25C → 20-25C
- 25C/28C → 25-32C
25Cの場合は「20-25C」をおすすめします!
バルブ長は、ホイールが購入時のままであれば「42mm」でまず大丈夫でしょう。
超ニッチな記事ですが、ロードバイクのタイヤチューブについてまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
タイヤレバー
タイヤレバーは、商品によって大きな違いは無いので好きなものを選んで大丈夫です。
ただし、「プラスティック製」をオススメします。
金属の場合、擦れたり弾けたりしたときにホイールを傷つけることがあります。
CO2インフレーター
出先でチューブに空気を入れる方法は、「ポンプで入れる」か「Co2インフレータでいれる」方法があります。
「Co2インフレータ」は聞き慣れない言葉ですが、空気の代わりに圧縮された二酸化炭素を入れるための道具で、一瞬でタイヤをふくらませる事ができます。
「ミニポンプ」を持ち歩くか「CO2インフレーター」を持ち歩くかは永遠の話題ですが、個人的には「CO2インフレーター」をオススメします。
なぜなら「ミニポンプ」では、ロードバイクに乗れるくらいの圧になるまで何百回もポンピングしなくてはならず、時間も1−2時間かかるからです。
楽しいサイクリングのときに、パンク修理なんかに時間かけたくないですよね。
「CO2インフレーター」なら、「ハメる」→「ひねる」→「プシュ」でOKです。
実に3秒ほどです。
デメリットは、「CO2ボンベ」がないと膨らませられないので複数回のパンクには対応できないのですが、ハンドポンプとのハイブリット式なら、ミニポンプの機能も付いているので万が一のときも安心です。
画像のものは普段ライドで使用しているもので「ミニ工具」と一体になった「Co2インフレータ」です。
ほかにも「ミニポンプ+ミニ工具+Co2インフレータ」という便利アイテムもあるので、用途に合わせて選んでくださいね。
パンク修理用パッチ:パークツール スーパーパッチ
「パンク修理パッチ」は、応急処置的にその場でパンクを修理することができるシールです。
ロードバイクのパンクでは、チューブごと取り替えるのがセオリーですが、複数回のパンクで手持ちのチューブがなくなる場合もあります。
そんなとき、パンクしたチューブに「パンク修理パッチ」を貼ってあげれば、穴が塞がる、というものです。
長距離を走るのは難しいですが、近隣のショップまでなら難なく走行できます。
使用期限がありますが、価格も安いのでお守り代わりに持っておくといざというとき安心です。
ちなみに自分は、3回くらい助けられました。
タイヤブート
意外と盲点なのは「タイヤ自体の修理」です。
釘などを踏み抜いたときは、タイヤチューブだけでなく「タイヤ」自体にも穴が空いています。
その穴をそのままに修理しても穴からチューブが飛び出し、再度パンクの原因になってしまうこともあります。
とはいえ、流石に予備のタイヤを持ち運ぶのは現実的では無いですよね。
そこで、タイヤの応急処置として「タイヤブート」というのがおすすめです。
タイヤの裏側から貼ることで、短距離の走行を可能にしてくれます。
パンク修理キットの持ち運び方
さて、いざ揃えた【パンク修理キット】をどうやって持ち運びするか?というと以下の方法があります。
- ツールケースに入れる
- サドルバックに入れる
- ジャージのバックポケットに入れる
それぞれの特徴は以下です。
個人的には、パンク修理キットの持ち運びは「ツールケース」がおすすめです。
以下の理由でおすすめです。
- 重量と収容量のバランスが良い
- 常にロードバイクのケージに刺しておけるので取り外す必要がない
- 体へのダメージが少なく使いやすい
- 費用もさほど高くない
おすすめのツールケース
- 価格で選ぶなら:プラスチック製ツールボトル
- こだわり派なら:R250 ツールケース
価格で選ぶなら:ツールボトル
初めてのツールケース購入で、「とりあえずほしい」と言った場合には費用が最も安く済むプラスチックのツールボトルがおすすめです。
プラスティック製のボトルで、500mlペットボトルを2周りほど大きくしたようなサイズです。
基本的なものなら何でも入り、パンク修理キットはもちろん、モバイルバッテリーやライトも組み合わせによっては入ります。
ただし、走行中ガチャガチャ鳴ったり、奥のものを取り出しにくいなどのデメリットがあります。
こだわり派なら:R250 ツールケース
※リンクは新作の「スリムスーパーロングタイプ」です。
ボトルタイプのデメリットを克服する特徴をもち、筆箱のように開いて使うため、収納物を取り出しやすく走行中も音がなりません。
また、R250 ツールケースのもっとも大きな特徴は、「ミニポンプ」が入ることにあります。
なかなか「ミニポンプ」がはいるツールケースは少ないので、貴重な選択肢になります。
詳しくは、R250 ツールケースのレビュー記事を御覧ください。
まとめ
楽しいロードバイクでのライド中、不幸にもパンクに見舞われたときどのような結果になるかは走り出す前から決まっています。
手のひらサイズのツールケースにパンク修理キットを詰め、ドリンクケージにサッと差すだけです。
事前にしっかり準備しておくことで、思う存分ライドを楽しみましょう。