こんにちはu’uchuです。
ロードバイクに乗り始めて、1年くらい経過しました。
いろいろなところに行って、どっぷりロードバイクの楽しさにハマっているのですが最近ちょっと気になっているものがあります。
それは、「サイクルコンピューター」です。
イケてるサイクリストは必ず持っているようで、調べれば調べるほど欲しくなったので買っちゃいました。
今回は、そのサイコン LEZYNEの「SUPER GPS」のレビュー[レザイン スーパーGPS]〜開封編〜です。
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この記事の内容
物欲センサー発動!サイコンが欲しい!!
なぜサイクリストはサイコンを欲するのか
ロードバイクに乗り始めの頃は、スマートフォンをナビやサイコン代わりにして使ってました。
ちなみに使っていたスマホホルダーはコレ。
固定力抜群・専用ケースいらず・取り外し簡単で文句なしのスマホホルダーでした。
今でも、友人に聞かれたら迷わずこれをおすすめします。
ちなみに、妻もこれを使っています。
みなさんも知っての通り、スマホはなんでも出来ます。
ことロードバイクにおいても。
例えば、
- サイコンアプリで走行ログやモニタリングしたり
- googleMapやナビタイムで、ライド先までナビしたり
- スピーカーだってついてるから、海辺なんかで爽快な音楽流したり
これ以上のことがなんでも出来ます。
じゃあ、スマホでいいじゃん?
でも、スマホよりサイコンの方がカッコよくね?
ハンドル周りにスマホがあるより、サイコンがあったほうが
走り始めや止まったときに、「ピロリン」と機械音がしたほうが
あっ、あの人サイコーにカッコイイ!!
ってなりませんか?
初心者の僕がサイコンに求めるもの
- センサーとの互換性「ANT+」と「Bluetooth」に対応しているもの
- 「バックライト」があるもの
- ナビ機能・GPSが充実しているもの
- 2万円くらいでコスパがいい物
- 「スマホ通知」出来ると吉
1.センサーとの互換性「ANT+」と「Bluetooth」に対応しているもの
サイコンを買う以上、ちゃんとモニタリングしてくれないと困ります。
なので、センサー類との接続が、ちゃんとできることが重要です。
ロードバイク界隈では、「ANT+」というガーミンが開発した(?)無線規格が主流ですが、個人的には将来性に期待して「Bluetooth」に対応しているものを選択しました。
理由としては、「Bluetooth」対応のセンサーだと今後「Zwift」とかする際に初期投資が少なくなったり、スマホと接続出来るからです。
2.「バックライト」機能があること
また、「バックライト」機能も必須です。
ロードバイクで走るのは、常に日が出ているときとは限りません。
トンネル走行や帰りが夜になったり、そもそも夜に走ったりすることもあります。
しかし、価格が安いサイコンには、バックライト機能が着いていない事が多いので選ぶ際は注意です。
3.ナビ機能・GPSが充実しているもの
近場をライドするにも遠出をするにも、ナビは必須です。
しかもただナビしてくれるだけではなく、ルートから外れた際はリルートしてくれ、スマホの案内に慣れた身としては、「ターンバイターン」もしてくれたほうが良いです。
【ターンバイターン】
ターンバイターンとは、曲がり角で案内が出て、教えてくれる機能のこと
一般的なナビでは、メジャーですがサイクル業界では発展途中のようです。
さらに、ナビに必須のGPSも高性能なものを積んでいる方が、安心です。
GPSだけではなくGlonassやみちびきに対応していると大満足ですね。
【GPSの豆知識】
「GPS」と言っても、実は種類があるのはご存知でしょうか?
- GPS・・・アメリカの衛星測位システム
- Glonass・・・ロシアの衛星測位システム
- みちびき・・・日本の衛星測位システム
そもそも「GPS/Glonass」(以降GPS)は、アメリカ・ロシア(旧ソ連)の軍事技術です。
このGPSは、「全球測位航法衛星システム:GNSS」とよばれ、簡単に言えば地球全体を網羅する衛星です。アメリカ・ロシアは、この機能を一部提供し、私達はそれを借りてさまざまなサービスを受けています。
それに対して「みちびき」は、日本が所有する地域型衛星測位システムで、簡単に言えば日本だけに特化した衛星と言えます。(=精度が高い!)
「みちびき」を開発した背景には、アメリカ・ロシアに依存したシステムからの脱却と高精度測位などのためです。
参考サイト:みちびきサイト
つまりは沢山の「GPS」に対応していて、なおかつ「みちびき」にも対応していたほうがいいよってことです。
4.2万円くらいでコスパがいい物
安いに越したことはありませんが、以上のことを踏まえるとミドルクラスになるのでコレくらいが妥当でしょうか。
逆にこれ以上なら、我慢してホイールやらパーツやら買います。笑
ちなみに、「2万円も、ちとキツイわ・・・」という方
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5.スマホ連携機能があるもの
スマホ連携も必須項目です。
このご時世スマホがないと、生きていけない人も多いですよね。
特に私は、仕事柄休みの日にも呼び出しや電話対応があるので、電話に気づけ無いのは致命的です。
最近ではサイコンでもスマホ連携が前提の機種も増えているそうで、「スマホ通知」をしてくれるものもあるそうなので、今回はそれを選びました。
初心者に選ばれたのはレザインでした
有名所で言えば「ガーミン」や「ポラール」、低価格帯や新興で言えば「キャットアイ」「ワフー」などなど有りましたが、私が選んだのは
レザイン(LEZYNE)のスーパーGPSです。
参考までに、私が悩んだ機種を並べておきます。
どれもいい機種ですが、今回は候補から外れました。
候補に上がった選手たち
ガーミン「Edge 25」
ここが◯
- ANT+/Bluetoothにも対応
- GPSは「みちびき」まで対応
- スマホ連携ができる
ここが×
- バックライトがついていない
- バッテリーが8時間しか持たない
- ナビは、自分で作る必要がある(自動生成してくれない)
キャットアイ 「パドローネ スマート+」
ここが◯
- バックライトがついている
- スマホ連携ができる
- ANT+/Bluetoothに対応
ここが×
- バッテリが何時間持つかわからない
- ナビ機能は、小さい矢印での案内のみ
レザイン(LEZYNE)は、スーパーGPS以外にもサイコンを出しており候補に上がったのは、「Micro C GPS」と「Micro GPS」です。
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レザイン スーパーGPSが選ばれた理由
- GPS/Glonassを搭載している
- ナビ機能は、簡易ナビ表示に加え「ターンバイターン」もできる
- ANT+/Bluetooth両方に対応
- スマホと連携できる
- バッテリーは脅威の24時間
GPS/Glonassを搭載している
GPSについては、「みちびき」には対応していません。
調べていてわかったのですが、ここまで対応しているのは、なかなか少なかったです。ガーミンだけでしょうか?
ですが、加速度計と気圧計を内蔵しており、これで補正されるので、正確な測位ができるそうです。
※追記)実際使って見た感じだと、不便に感じた事はまず無いです。
ナビ機能は、簡易ナビ表示に加え「ターンバイターン」もできる
ナビ編を設けたのでそちらを御覧ください!
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ANT+/Bluetooth両方に対応
すでにスタンダードに成りつつあるのか、ANT+/Bluetooth両方に対応しているものが多く、レザイン スーパーGPSも対応しています。
しかし、私の持っていたPanoBikeのセンサーのせいなのか相性なのかわかりませんが、途中から使えなくなってしまったので、可能であれば推奨のものを使用したほうがいいかもしれません。
スマホと連携できる
スマホとの連携は、スマホとLEZYNE SUPER GPSをBluetoothでペアリング後、専用アプリを開いて接続すると使えるようになります。
できることは、LEZYNE SUPER GPSの細かい設定に加え、通知機能の設定、トレーニングモードの設定などが使用できます。
スマホに通知されるものとしては、電話・メール・SNS等です。
【SUPER GPSに通知されるアプリ】
自分が確認したところ、以下のアプリは正常に通知されました。
※iPhone使用下です。
- Line(トーク・通話)
- Gmail
- Yahoo!天気
バッテリーは脅威の24時間
ガーミン「Edge 25」のところで書きましたが、8時間しか持たないのは、致命的です。休日一日走っている自分としては、全く持ちません。
それに対して、レザイン スーパーGPSは24時間持つので、心配ありません。
いざLEZYNE SUPER GPSを開封!!
入っているものは
- 本体
- ホルダー
- ホルダーバンド(大・小)
- 説明書×2
- 充電microUSBケーブル
付属品は、どの商品でも変わりませんが、固定がゴムバンドってどうなんでしょう笑
これしか使用したことは無いけど、自転車系は多いのかな?
ちなみに、はじめ開けると本体が紙の台座にホルダーを介して固定してあるんですけど、コレがめちゃくちゃ取りづらかったです。
フニャフニャで力入らんし、しかも取り外し方わからん!!!ってなります(笑)
あとで書きますが、押しながら左右どちらかにひねれば取れました。
本体説明
最後に写真と一緒に本体を見てみましょう。
ホーム画面
真っ昼間に書いているのバレバレですが、時間とバイクプリセットが表示されています。
バイクプリセットですが、5台まで登録できます。
プリセットでは、バイクの情報や走行距離、次で紹介しますがデータページの設定をテンプレートで設定保存できます。
データページ
これは自分で自由に設定でき、
- 表示項目
- 表示数
- レイアウト(何分割、どこのセグメントに表示するか)
- ページ数
を、設定できます。
また、バイクプリセットを活用することで通勤用、トレーニング用、ポタリング用・・・等自分のスタイルに合わせた使い方ができます。
メニュー画面
ここでは、サイコンのあらゆる設定ができます。
しかし、せっかくスマホ連携があるので、スマホからの設定をおすすめします。
バイクプリセットは、多分スマホからじゃないと設定できません。
左面
右面
ホルダー
[※2018/08/26追記]バックライトは、常時点灯と自動消灯から選べます。
ディスプレイのバックライトは、常時点灯と自動消灯の2種類から選べます。(執筆時現在)
自動消灯:任意のボタンを押すとONになり、数秒操作が行われないと自動でOFFになります。
常時点灯:[ENTER]キーを押すたびにON/OFFが切り替わります。
OFFを押さないとONのままになるので夜間は便利ですが、日中間違って押してしまうとバッテリー消費が早まるので注意が必要です。
ちなみに自分はこっち(常時点灯)です。
設定方法
[MENU]キーを長押ししてメニューを開きます。つぎに「オート設定」に進み「バックライト」の項目を押します。
オン:自動消灯
オフ:常時点灯
はじめ”オフ”だったのに”常時点灯”にならない場合は、一度設定を”オン”にしてみて再度”オフ”にしてみてください。逆も同じです。
自分のものがこの現象があり、この手順で直りました。是非参考にしてください。
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まとめ:初めての初心者用サイコンにピッタリの商品
ガーミンのサイコンばかり取り上げられ、レザインのはチープかな?なんて思ってました。
ですが、思っていたような本体のチープさもなく、ボタンも押しやすかったので買ってよかったな、と思ってます。
心配していたナビの機能も、スマホと比べたらやっぱり劣りますが、”ロードバイクで走る”だけなら合格点だと思いました。
機能と価格で見比べたときに、コスパがかなり良く満足しています。
2018年7月に新しくレザインからサイコンが発売されました。
ナビが進化したサイコンで、最近ではこちらがメインになっています。
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[2018/05/01]ナビ機能編はこちら
”スマホ”の代わりに”サイコン”の選択肢を
普段のライドにサイコンがあると、120%充実したライドになること間違いなしです。
LEZYNE のMEGA GPSサイコンは、コスパ最強なので是非確かめてみてください
レザインサイコン用マウントはレックマウントで決まり!
サイコン用のマウントは、ロードバイクでサイコンを使うにあたって絶対に必要なものです。
しかし、付属のマウントは「簡易的」なもの。 ハンドル周りがごちゃごちゃしたり、見た目がイマイチ良くないですよね。
オススメは、「レックマウント」のレザインサイコンマウントが良いですよ!
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