どうもこんにちは!u’uchu(@uuchu_space)です!
この記事では、「賃貸サイクリストのローラー台は、【ダイレクトドライブ】で決まりな理由」をお伝えします。
雨の日続きでも室内でロードバイクに乗れて、なおかつトレーニングにもなる「ローラー台」がほしい!
とはいえ、こんな悩みが浮き上がってきます。
「ローラー台」にはどんな種類があるの?
「賃貸」だけど使える?
オススメのローラー台は?
一口に「ローラー台」と言ってもいくつか種類がある上に、費用も結構高いのでしっかり下調べした上で購入したいところ。
機能だけで安易に選んでしまうと、意外な落とし穴にハマっていまうかもしれません。
この記事では、「ローラー台のことをしっかり把握した上で、あなたに合った1台が購入できる」を目標にしています。
きっとあなたに、快適なローラー生活を提供します。
この記事の内容
- 「ローラー台」の種類と特徴がわかる
- 賃貸で使うなら、どれがオススメ?
本記事では、実際に「ダイレクトドライブ式」の固定ローラーを2代(2機)に渡って使用してきた経験から解説していきたいと思います。
ローラー台には2種類ある
まず、「ローラー台」は、大きく分けて2種類存在します。
- 3本ローラー
- 固定ローラー
最も有名な「3本ローラー」
「3本ローラー」は、最も有名な「ローラー台」と言っても過言では無く、プロも現場で使用するほど有名です。
特徴
- 価格が比較的安い
- 性能に大きな差が無いため、失敗が少ない
- 「走行感」が唯一得られる
- 乗れるまでにかなりの練習が必要
- 負荷を変えられない
- 騒音がめちゃくちゃひどい
ザッと特徴をまとめてみました。
結論から言うと、「賃貸で使用できるシロモノではない」です。
一軒家の持ち家では選択肢になりえますが、賃貸のマンションでは選択肢にすら入らないと思ったほうが良いでしょう。
それほどに、「騒音」がひどいです。
初心者でもOKな固定ローラー
今回の本題でもある「固定ローラー」は、初心者でもカンタンに乗れるオススメのローラー台です。
最近ではその「手軽さ」と「負荷を変えられる」ことからも、プロレースや様々なイベントでも使用される機会が多くなりました。
特徴
- 固定されているため「誰でもすぐ」に乗れる
- 自分の脚力に合わせて負荷を変えられる
- ダンシング練習もできる
- 騒音を極限まで抑えられる
- 「Zwift」や「トレーニング」がしやすい
- 取り付けの手間がかかる
- 少なからずフレームにダメージが加わる
大きな特徴は、「誰でもカンタンに乗れる」ことと「騒音が極限まで抑えられる」ことです。
「3本ローラー」は、乗れる様になるまで練習が必要でしたが、「固定ローラー」は買ったその場ですぐに乗れちゃいます。
また、賃貸で気になる「騒音」も、ほぼほぼ気にならない程度まで抑えられています。
私の使っている「ELITE VOLANO」は、チェーンの音のほうがうるさく感じるくらいです。
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唯一のデメリットとしては、少なからずフレームにダメージが加わってしまうことです。
フレームは、走行中常にダメージが加わっていますが、うまく”しなる”ことで緩和しています。
しかし、「固定ローラー」は”固定”しているため”しなる”ことができず、ダメージが通常よりも加わりやすくなります。
とはいえ、無視できるほどに小さい影響です。
その程度で壊れるほどロードバイクはヤワではありませんし、それで壊れたロードバイクを聞いたこともありません。
そもそもそれで壊れてしまうのであれば、商品としてここまで普及しないでしょう。
固定ローラーは3種類ある
さて、またまたですが「固定ローラー」にも種類があって、3つに分けることができます。
- タイヤドライブ式・・・タイヤに負荷をかける
- リムドライブ式・・・リムに負荷をかける
- ダイレクトドライブ式 ・・・ローラーに直接負荷をかける
タイヤドライブ方式
POINT
もっともオーソドックスでリーズナブルだが、コストも騒音もそれなり
特徴
- 「固定ローラー」の中で最も安価
- 各社バリエーションが豊富
- 騒音はやや強め
- 専用タイヤが必要(あったほうが良い)
もっともオーソドックスなタイプで、「とりあえず初めてみたい」という人にオススメ。
セッティングは、メンテナンススタンドのようにフレームを固定し、タイヤ自体に負荷装置を取り付ける形になります。
タイヤに負荷をかけるためタイヤが非常に減りやすく、普段使っているタイヤでの使用はオススメしません。
また、騒音の原因でもあるので「専用タイヤ」をオススメします。
※後輪だけでOKです。
ダイレクトドライブ方式
POINT
後輪を外しローラー台に直接負荷をかけるだけ。消耗品も専用品も不要。
特徴
- 専用タイヤなど特別な機材は不要
- 騒音が最も抑えられている
- パーツへの負荷が少ない
- バリエーションが増えてきている
- スマートローラーの多くはこのタイプ
- 価格は比較的高め
現在活発に開発が進んでいる方式で、年々バリエーションが増えて来ています。
後ほど紹介しますが、自動で負荷を変えてくれる「スマートトレーナー」の多くは、この「ダイレクトドライブ方式」を採用しています。
セッティングは、後輪を外したのち「タイヤドライブ方式」と同様にフレームを固定し、チェーンをローラー台に取り付けます。
ローラー台自体に負荷装置をかける形になります。
そのため、その他の方式でかかっていたパーツへの負荷が、無くなっています。
さらに、騒音の原因となる「タイヤ」や「負荷装置」が無いため、極限まで騒音を抑えることができています。
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リムドライブ方式
POINT
リムに直接負荷をかけることで、専用タイヤが不要に
特徴
- 専用タイヤなど特別な機材は必要ない
- 騒音はタイヤドライブ方式よりはマシな程度
- 1個のみのバリエーション
- リムがすり減る
セッティングは、その他の方式と同様にフレームを固定し、リム自体に負荷装置を取り付ける形になります。
リムに負荷をかけるためリムが減りやすく、高いホイールでの使用はオススメしません。
特に「カーボンホイール」では、使用しないほうが良いです。
正直なところ、個人的にはオススメできるシロモノではありません。
おすすめのダイレクトドライブ方式ローラー台
- Elite「VOLANO」 ー コスパ最強!はじめての1台に
- wahoo「KICKR CORE」ー ミドルグレードのスマートトレーナー Zwiftを始めるならコレ
- Tacx「NEO 2 Smart」ー 斜度も再現!Zwiftライフも快適なハイスペックモデル
賃貸で使用するなら、可能な限り「静音性・静振動性」に優れたものが良いです。
値段が多少はっても、「静音性・静振動性」が低いと思いっきり楽しめませんし、最悪の場合置物になってしまう可能性も・・・
Elite – VOLANO
特徴
- ダイレクトドライブ方式では最安価格
- 素人のトレーニングなら必要十分
- 斜度を再現することはできない
- サイコンにデータを送るには別途センサーが必要
レビューも行っているので、参考にしてみてください。
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wahoo – KICKR CORE
特徴
- スマートトレーナーの中では比較的安い
- 動作音がかなり静か。振動も抑えられている
- 再現斜度は16%で必要十分(負荷が変わる)
- 傾斜を再現するには「KICKR CIMB」が必要(wahoo独自)
- 重量があるため設置に手間がかかる
素人が使うには必要十分すぎるスペックだと思います。
個人的には、「KICKR CLIMB」とのペアでバーチャルライドをとことん楽しんでみたいです。
>>室内ライドをエンタメにする“Wahoo ECO SYSTEM”とは?
Tacx – NEO 2 Smart
特徴
- 動作音は非常に静か 振動もほぼない
- 再現斜度は25%(負荷が変わる)
- Zwiftでよりリアルなライドを実現するのに最適
- 重量がかなりあるので設置が大変かも
Zwiftをバリバリ楽しみたい人は、迷わずこちらですね。
まとめ
梅雨の雨続く季節や冬の厳しい寒さでも、ロードバイクに乗れるローラー台
とはいえ、日本の住宅環境では、そうカンタンに乗れるものではありません。
それぞれの特徴を把握した上で、自分に合ったローラー台を用意したいですね。
個人的には、「wahoo」の「KICKR CLIMB」がめちゃくちゃ気になってます。
次買い換えるなら、コレかな。