どうもこんにちは!雨の日も風の日もロードバイクで4年間通勤しているu’uchu(@uuchu_space)です!
ロードバイク通勤って悩むこと多いですよね。
特に「靴」は、毎日使用するものだから最適なものを選びたいもの。
「とりあえず革靴で行ってみた」けど、めちゃくちゃ走りづらくて断念したんじゃないでしょうか?
今回は、4年間雨の日も晴れの日もロードバイク通勤を行っている私が、『ロードバイク通勤におすすめの靴・シューズを紹介』します!
結論から言うと【ビンディングシューズの”ビンディングなし”】がおすすめです。
一体どういうことなのでしょうか?詳しく見てみましょう。
この記事の内容
- 「とりあえず革靴」から卒業!ロードバイク通勤に最適な靴が見つかる
- タイプ別のおすすめのシューズを紹介します!
ロードバイク通勤に最適な靴は「ビンディングシューズの”ビンディングなし”」!?
私の最適解は、【フラットペダル+ビンディングシューズの”ビンディングなし”】です。
なぜなら「フラットペダルの利便性」と「ビンディングシューズの効率」を活かせるからです。
ロードバイク通勤のシューズの組み合わせを考えてみる
まずはそれぞれの「シューズの組み合わせ」を見ていきましょう。
- 革靴 + フラットペダル
- 運動靴+フラットペダル
- SPD用ビンディングシューズ + SPDペダル
- SPD-SL用ビンディングシューズ + SPD-SLペダル
組み合わせ①:革靴 + フラットペダル
特徴
- 靴がとにかく痛む
- 雨のときは倍速で痛む
- 晴れでも雨でも滑る
- 蒸れまくって不快感と嗅覚が破壊される
皆さんご存じ、最悪の組み合わせ「革靴」
そもそも「革靴」は痛みやすく、日常生活でもこまめに手入れをしなければ、すぐに傷んでしまうほどデリケートな代物。
特に水に濡れてしまうとダメージは倍増してしまうので、雨の日は注意がかかせません。
加えてソールと呼ばれる靴底部分は、種類にもよりますがかなり滑りやすく、ペダルの上だとツルッツルです。
また、「革」という性質上かなり蒸れます。ええ、もう革靴でペダルなんか必死で漕いだ日にゃサウナ状態。
そんな状態の足は不快感でいっぱい、そして匂いも破壊的です。
もう信じられません。
革靴でなければいけない理由があるのであれば、それはもう自転車通勤はやめたほうが良いです。断言します。
組み合わせ②:運動靴 + フラットペダル
特徴
- 価格も安価で種類も多い
- 動きやすい快適素材で足へのダメージも少ない
- ソールが柔らかいためペダリングしにくい
- スーツに合わない組み合わせもある
革靴の代品として有効なのが、「運動靴」です。
運動することを目的として作られた以上、履き心地は非常によくペダリングを重ねても蒸れなどの不快感は比較的少ないです。
しかし、その反対にペダリングに関しては柔らかいソールが返って邪魔をすることがあります。
柔らかいがゆえにパワーを逃してしまったり、足のペダル部分にだけ力が集中してしまって足の裏がしびれてきたりします。
とはいえ、その軽快さは大きなメリットですし、雨などで汚れた際もカンタンに洗濯できるのは他の靴にない特徴です。
組み合わせ③:ビンディングシューズ + フラット/ビンディングペダル
特徴
- ソールが固くパワーロス無く漕ぎやすい
- 素材上汚れがつきにくい
- 特殊機構でワンタッチで履けるものもある
- 靴紐のないものは巻き込み事故を防げる
- スーツに合わない組み合わせもある
- 靴本体の価格がやや高い
ビンディングシューズは、スポーツバイク(ロードバイクやマウンテンバイクなど)のために設計されたシューズで、とにかく自転車を漕ぐことだけを考えられています。
重要な足とのフィット感もそうですが、力が逃げないようにソールが固く作られているのもロードバイク専用靴である特徴です。
どうしても運動靴では、「走る」「歩く」ことを中心に作られるためソールは柔らかく追従性の良い作りになっています。
しかし、ペダルを漕ぐ上では適度な”しなり”こそ必要ではありますが、それを超えた追従性はパワーロスとなってしまうのです。
そのため、たとえフラットペダルとの組み合わせでもロードバイク専用に作られたビンディングシューズを履くことで、快適にペダリングできるようになるのです。
また専用品であるために、過酷なレースでも大丈夫なように汚れがつきにくい素材であることが多いです。
また、靴によっては靴紐を無くし、ワンタッチで履けるものもあります。
靴紐を無くすことで、走行中の靴紐のゆるみを無くせるばかりではなく、靴紐の巻き込み事故も防げます。
しかし、現状ではこの機構はスポーツライクなシューズにしかレパートリーがないので、カジュアルに決めたいときには選択肢として外れてしまうのが残念です。
価格の面では、ゴリゴリのスポーツ用品なのでどうしても高くなってしまいがち。
シューズ単体でおよそ1万円、ペダルも合わせると2万円ほどです。
とはいえ、ものによっては普通の運動靴と同じくらいの価格のものもあるので価格はあまり気にしなくても良さそうです。
ビンディングの中でも「SPD」と呼ばれる規格のビンディングシューズなら、パーツを取り付けずにシューズ単体で使用することもできるため、フラットペダルと組み合わせることでイイトコドリをして使用することもできます。
「SPD」と「SPD-SL」の違いは、「ビンディングペダルって何?違いを紹介!」の記事で紹介しています。
合わせて読みたい
ロードバイク通勤におすすめの靴5選
ロードバイク通勤におすすめな靴を選んでみました。
ジロ Republic LX:スーツでも映える?革靴ライクのビンディングシューズ
特徴
- 重量:310g
- 数少ない革靴ライクなシューズ
- スーツと合わせても全く違和感がない
- 靴紐タイプ
ビンディングシューズの中でも珍しい、革靴ライクな見た目のシューズです。
スーツとの組み合わせを考えると、やはり革靴ライクなものだと一番しっくりきます。
とはいえ、しっかりとSPDのビンディングもつけられるので機能面でも◎です。
シマノ CT5:よりカジュアルライクで歩きやすいシューズ
特徴
- 重量:347g
- ソール:シャンクプレート
- スニーカー感覚で履けるビンディングシューズ
- 底面にクリートが突出していないから歩きやすい
- クリート付属なし
よりカジュアルな見た目のビンディングシューズなビンディングシューズ
見た目だけではなく、タンやかかと部分に厚手のクッションを使用することで、スニーカーのような履き心地です。
また、あるきやすさに影響する底面は、歩行を邪魔をするビンディングクリートがせりでていないので、歩いた際にコツコツと音がせず、滑ることもありません。
ただし、クリート取り付け位置が通常よりかかと寄りにあるため、ビンディングペダルととの組み合わせではおすすめできないとの声もあります。
クローム KURSK:定番スニーカーな見た目でもビンディングシューズなんです
特徴
- ポリウレタン製の硬質なソールでパワーが逃げにくい
- アッパーがキャンバスの25倍の1000デニール
有名なコンバースのオールスターのような見た目のサイクルシューズです。
クリートを取り付けることはできないものの、ポリウレタン製の硬質なソールは、ペダリング時のパワーロスを防いでくれるため効率よく走ることができます。
参考:CHROMEのシューズを、普通のスニーカーと変わらないと思っていませんか?|Tokyo life
スリッポンのような見た目のサイクルシューズもあります。
Giro Rumble VR:おしゃれなカジュアルシューズでひと味違う?
他の商品にも引けを取らない十分なスペックを持っていますが、一番の特徴はその「見た目」でしょう。
「ガッツリ」とした見た目のビンディングシューズに抵抗がある人にも、ちょっと一味変わったシューズを探している人にもおすすめです。
ロードバイク通勤の靴に関する悩みを解決します!
合わせてロードバイク通勤の靴に関する悩みを紹介します。
悩み①:雨の日の靴はどうしたらいいの?
POINT
解決方法:レインシューズカバーがおすすめです
雨の日のロードバイク通勤はかなり苦痛ですよね。
特に靴がぐしょぐしょに濡れてしまうと、一日のやる気が削がれちゃいます・・・
コレを防ぐには、『レインシューズカバー』がおすすめです。
防水スプレーや防水素材のシューズを購入するのも対策になりますが、やはり時間が経つにつれ雨水が侵入してきます。
レインウェアと同様にレインシューズカバーを使用することで、靴が濡れるのを防ぐことができます。
まとめ
ロードバイク通勤は、趣味のライドとは趣旨が異なるため悩むポイントが数多くあります。
今回は「通勤時の靴・シューズ」について紹介しました。
おすすめした中に、使えそうなものはありましたか?
ぜひ自分にあった靴を見つけて、快適なロードバイク通勤ライフを楽しんでくださいね!
安全快適にロードバイク通勤するためのおすすめ必需品20選
毎朝の通勤は、一日の中で何よりも憂鬱なもの。
それは自分だけではなく周りの人も同じで、誰もが急いでいる朝の通勤時間帯は渋滞だけではなくマナーの低下やルール無視といった行為が目立ちます。
そのような状況下でも安全・快適に自転車通勤できるように装備を揃えておきましょう。
【3選】ロードバイクの通勤用ホイールのおすすめを考えてみた【アルミ編】
ロードバイク通勤を初めて暫く経つと
「もうちょっとラクに走れるようにならないかな・・・」
と、思い始めてきます。 そんなときに「ホイール交換」は、おすすめの選択です。
とはいえ、ホイール交換は「予算」を伴う上に種類もあるので、どれにしたらよいか悩みますよね。
今回は、そんな悩みを「悩みの原因・問題点」と合わせて「おすすめホイール」を紹介します。